【約400人の戦国武将が登場】信長の野望・戦国群雄伝の感想とおすすめの購入方法

信長の野望・戦国群雄伝
信長の野望・戦国群雄伝は「信長の野望シリーズ」の三作目にあたり、1988年に発売されました。

このゲームは群雄が割拠した戦国時代を舞台に、お好みの大名を選択し戦略を練り他国を滅ぼし天下統一を目指します。

 

オリジナルはパソコンのPC88版となり、PC98、X68000、FM TOWNSなど当時の主流となった国内ほとんどのパソコン機種だけでなく、ファミコン、Playstation1などの家庭用ゲーム機にも移植されています。

後に「コーエー定番シリーズ」としてWindowsb版にもリメイクされました。

 

この「信長の野望シリーズ」は、2019年11月現在までに14作品も出てる非常に息が長く、三國志シリーズとともに光栄(現:コーエーテクモゲームス)の代表作となっている歴史の深いシリーズとなります。

今回はリメイクされたWindowsダウンロード版をベースにご紹介しています。

 

©コーエーテクモゲームス All rights reserved.
出典:DMM GAMES

 

信長の野望・戦国群雄伝のゲーム概要

信長の野望・戦国群雄伝
ゲーム開始時には時代や勢力図の異なる二つのシナリオのいずれかを選択した後、プレイヤーが統治する国の大名を決めます。

もちろん大名により能力は異なり、シャッフルすることでランダムに変更することも可能です。

 

この戦国群雄伝は前作の「全国版」から東北・九州などが削除されている為、伊達氏や島津氏は残念ながら登場しません。

その代わり大名以外にも配下武将の概念が設けられました。

 

信長の野望・戦国群雄伝
メインのマップ画面は横にスクロールすることで他の国の勢力も見渡せます。

コマンドは主に「内政」で国力を上げて収入を増やしたり「外交」で他国と交渉したり「戦争」を実行して領土を広げたりできます。

 

各武将に行動力が設定され、コマンドを実行するたびに消費します。
行動力は毎月、各武将の政治力の30%が回復するので政治力の高さは内政以外でも重要度が高いといえます。

なお、音楽は菅野よう子氏が担当し、大名が信長以外で流れる一般大名のBGM「時の調べ」は有名な名曲です。

 

信長の野望・戦国群雄伝
他国に攻め込むんだり攻め込まれると合戦シーンに突入します。

戦場は野外で戦う「野戦」と城の中で戦う「籠城戦」の2種類があり、基本的に敵との戦力差が極端にない限り野戦となります。

この野戦では1ターンごとに朝・昼・夜となり、夜は夜襲をしかけることに成功すれば通常より大きなダメージを与えることができます。

なお兵種は「騎馬」「足軽」「鉄砲」の3種があり、大名は一部例外を除いて「騎馬」になります。

 

信長の野望・戦国群雄伝
そして追い込まれた敵国の大名は籠城することもあります。

この「籠城戦」では、まず門がを攻撃して壊さないと城内に進めず時間をロスする危険性があり、さらに城内に入れても狭い通路の中を進攻するので一度に大勢の武将を進ませることができないので思わぬ苦戦を強いられることもあります。

 

信長の野望・戦国群雄伝
苦戦の後、合戦で勝利を治めることで敵国の配下武将の采配を決定することができます。

戦力となりそうな人材はどんどん召し抱えて増強していきましょう。

 

信長の野望・戦国群雄伝
ただ国が無くなり行き場を失った大名だけは斬首一択になります…。
こうして各国の大名を次々と撃破して天下統一を目指します。

 

なお今作ではプレイヤーの大名が亡くなっても配下武将から一人跡継ぎを選んでプレイを続行することが可能となりました。

 

信長の野望・戦国群雄伝の詳細情報

ゲーム名 信長の野望・戦国群雄伝(コーエー定番シリーズ)
ブランド名 光栄(現:コーエーテクモゲームス)
発売日 1989年12月(PC88版)
ジャンル 歴史シミュレーション
対応OS Windows95/98/Me(Windows版)
販売価格 1,980円(Windows版:税抜)

信長の野望・戦国群雄伝をプレイした感想

私がパソコンのPC98のゲームで遊んでいた90年代当時、周りの友達は「信長の野望・戦国群雄伝」と「三國志Ⅱ」を遊ぶ人が多かったほどの人気シリーズでした。

ただ、どちらも長いシリーズの初期の作品なのでゲームのテンポ的にはいいですが、いささか粗い部分もあります。

 

いい意味で戦国群雄伝の方が戦闘力の高い武将の攻撃が極端に強く能力差が激しく感じました。
夜襲もうまく使えば三國志Ⅱより格段に速く一回の戦争が終了します。

ただ、籠城戦に入ると逆にてこずる場合があります。

大軍で攻め込んでも狭い通路だと一度に進めず、さらに門も破壊しなければいけません。
時には籠った敵国の大名が裏口から脱出してひたすら逃げられるとかなり厄介になり、最悪とどめをさせず期限切れで負けになったりすることもよくありました(苦笑)。

なので戦力的に有利であっても確実に仕留めるなら2部隊以上で攻め込むことをおススメします。

 

このゲームは戦闘力が高い武将が配下に多い方が戦場で有利なので、ゲーム開始直後からバンバン攻め込んで撃ち落として配下を加えて行けばかなりハイペースで領土の拡大が進みます。

ただ捕らえた武将を斬るか召し抱えるかと思った時、配下武将の能力がわからないのは難点でした。

 

そして戦闘力以上に大事なのが行動力。
前述しましたが政治力の数値が重要になります。

行動力がなければ行動が何もできません。
例え戦闘力が高くても戦場にも出れません。

最悪、せっかく戦争で勝利しても直後に敵国に攻め込まれ「行動力がなくて放棄した」という形で強制的に敗北になったりします。

 

古いゲームだからかわからないですけど三國志Ⅱ以上にクセの強い部分が随所にありますが、それを逆手に取ればそこが面白く感じられるテンポのいい陣取りゲームです。

ちなみに隠しイベントで「本能寺の変」を発生させることもできます。

 

そして信長以外の一般大名選択時のBGM「時の調べ」は本当に名曲です。

ただ私はPC98版の方が好きでした。
この曲を聴きたいだけの為にゲームを起動することもよくありました。

 

戦国群雄伝はシンプルで遊びやすいので「信長の野望」の入門編としてだけでなくシミュレーションや陣取りゲームをプレイするのが初心者の方にもおすすめできます。

 

信長の野望・戦国群雄伝をプレイするには

信長の野望・戦国群雄伝を遊びたくても、さすがに現代でPC88や98の環境を整えたり高額となってる製品を買うのは困難です。

 

そこで本サイトではWindows7、8.1、10に対応し格安で購入できるamazonのオンラインコード版を一番おすすめします。(グラフィックは本サイトの紹介画像と同じ)

現実的にPCでは一番整えやすい購入方法になります。

 

信長の野望・戦国群雄伝

 

パッケージ版をお求めの方は、Windwosでリメイクされた「コーエー定番シリーズ」になります。

ただこちらは対応OSが古いので現行のOSのパソコンでは動作が不明です。
しかも新品の販売価格は恐ろしく高額となっています。

 

コーエー定番シリーズ信長の野望戦国群雄伝