「魔導巧殻 ~闇の月女神は導国で詠う~(以下、魔導巧殻)」はエウシュリー第14作目となり、自軍領をから他国に攻め込み、地域を制圧していくシミュレーションゲームです。
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出典:FANZA GAMES(旧:DMM GAMES.R18)
魔導巧殻 ~闇の月女神は導国で詠う~のゲーム概要
魔導巧殻とはメルキア帝国の四大元帥を補佐する四体の最高兵器のことです。
身長70㎝くらいの機械人形ですが、人間と同じ感情と強力な力を持っています。
後に元帥の一人となる主人公のヴァイス(ヴァイスハイト)のもとには月女神アルターヌの力を宿したアルが配属されることになり、他の元帥も一体ずつ魔導巧殻を所持しています。
ヴァイスは高い魔導技術を誇るメルキア帝国に属し、副官のリセルとともにまずはセンタクス領の奪還から開始します。
他国にはユン・ガソル連合国など強大な敵国もいますので、どの国から宣戦布告して攻め落としていくかが重要です。
制圧した拠点は「建築モード」で施設や自然物を配置して自分の好きなように街づくりをすることができます。
それにより人口を増やして収入を上げたり、資材を得たり、研究施設などを配置して技術を発展させることができるようになります。
なお拠点はそのまま戦場にもなるので一度敵軍から奪っても安心できません。
敵国から攻め込まれるとその場で戦争が開始するので、せっかく作った施設が壊されたりしないように注意が必要です。
序盤で奪還するセンタクスは物語の中心でヴァイスの拠点になるのはもちろん、イベントも数多く発生します。
最初は資金や資材がない為、建築はなかなか難しいですが、敵国を制圧しつつ、徐々に徐々に発展させていきましょう。
「魔導巧殻研究所」を設置すれば、アル達魔導巧殻に対して体の各箇所にカスタマイズが可能となり、パワーアップさせることができます。
「魔物配合研究所」を設置すれば、配下の魔物2体を配合させることで新たに強力な魔物を生み出すことができます。
この他にも多くの施設があるのでお好みの物から建築していきましょう。
そしてメインマップ上で移動先に敵国の拠点を指定することで攻め込むことができます。
攻め込む部隊は最大10部隊まで編成できます。
戦闘にはRTS(リアルタイムストラテジー)が採用されています。
ターン制というが概念はなく、常に時間が流れている状態です。
プレイヤーは自軍の各部隊に対して移動場所を指定することで進軍しますが、何もしなくても敵はどんどん向かってくるのでモタモタしていられません。
地形や敵のユニットのタイプなどを見て、最適なユニットを編成し、正確で迅速に移動場所や攻撃対象を指示していきましょう。
なお勝利条件は敵を全滅させる他に敵の攻撃拠点(防御拠点)を破壊すると残存数関係なく勝利となります。
センタクスなど各国の首都の場合の拠点はお城になります。
一部のキャラクターは必殺技を使って戦闘を有利に進めることができます。
アルなど魔導巧殻の繰り出す必殺技はさらに強力なものとなっています。
そしてストーリーを進めたり特定の条件を満たすことで、センタクスなどで女性キャラとのHイベントが発生するようになります!
当然、仲間になる女性キャラが増えればそれだけ多くのイベントが起こる可能性が出てきますので、敵国の武将もできる限り仲間に加えるように行動しましょう。それだけ戦闘も楽になりますし。
魔導巧殻 ~闇の月女神は導国で詠う~のOPデモムービー
魔導巧殻 ~闇の月女神は導国で詠う~の詳細情報
ゲーム名 | 魔導巧殻 〜闇の月女神は導国で詠う〜 |
ブランド名 | エウシュリー |
発売日 | 2013年4月26日 |
ジャンル | 戦略級シミュレーション(18禁) |
対応OS | WindowsXP/Vista/7 |
販売価格 | 9,400円(税抜) |
魔導巧殻 ~闇の月女神は導国で詠う~をプレイした感想
魔導巧殻は大きく分けるとストーリーやイベントなどの会話するモードと、コマンドを実行したり街を発展させるモードとRTSによる戦闘モードに別れます。
一般的な国取りのシミュレーションゲームにストーリー性を持たせ、状況や選択肢などにより加わる仲間がいたり、その後の展開も変化します。
ただ始めたばかりではどの国が強いかわからない為、自身である程度体感して戦況を掴む必要があります。
戦闘は私自身がそうだったのですが、RTSは最初はゴチャゴチャしてわけがわからない印象を受けます。
ただ慣れてくれば、落ち着いて各部隊に指示を与えて、うまく一部の敵軍を足止めしたり誘導することで、被害を最小限に敵の拠点を破壊して楽に勝利することができたりするのが非常に爽快です!
このように同じ戦力でも自分の戦略次第で苦戦することもあれば圧勝することもあるので戦場で指揮をするシミュレーションゲームとしての醍醐味が味わえます。
ストーリーは「正史ルート」といわれる正規ルートをクリアしてEDを見るには最低でも2周目になります。
正史ルートの突入条件はやや複雑ですが、ゲームでヒントが出たり攻略サイトなどを見ればとくに問題ありません。
このゲームはクリア後の引き継ぎで一周目で加わったキャラを「クローン」として使用できるので、他国の強力なキャラをクローンとして最初から使用すれば、一周目では倒せなかった敵も倒すことができたり、たどり着けなかったストーリーの奥へと進め、仲間をさらに増やせるのでほどよい難易度でラスボスまで進めます。
ユニットに関してはエウシュリーのゲームだけあって、物理攻撃にめっぽう強い耐性を持つ霊体属性のキャラはよく活躍できます。
その一方、魔物系の配下は人型キャラのような必殺技が使えない分、申し少し際立った個性や強みが欲しかったところはあります。
せっかく魔物配合という面白い要素があるのですから。。
他にも部隊が(キャラが)増えてくると編成画面の並び替えが大変になるのでここのUIはもう少し使い勝手をよくしてほしかったところです。
そうはいってもメインストーリー以外でも、多くの女性キャラのイベントを進めたり、魔物配合をしたり、サブイベントを受けたり、お好みの部隊を強化するなどやることはとにかくたくさんあり、一日12時間プレイしたこともあるほど私は熱中してしまいました。
キャラもリセルを始め、かわいくて魅力的な女性キャラが多数出てきます。
ただアルの声がちょっと…。という声はネットでよくみかけます(苦笑)。
エンディングも複数用意され、戦争だけをメインにした覇王モードまであり、ボリュームはとにかく文句なしです!
魔導巧殻 ~闇の月女神は導国で詠う~をプレイするには
魔導巧殻のパッケージ版の対応OSはWindows7までとなっています。
ダウンロード版はWindows8.1まで対応しWindows10でも動作確認済みなので購入するならこちらをおすすめします!