WORDS WORTH(ワーズワース)は、1993年7月にPC98シリーズでエルフ(elf)から発売された3Dダンジョン探索RPGです。
後の1999年にWindows対応で発売されたリメイク版ではキャラクターデザインの変更やシステムの進化に加え戦闘もリアルタイムによるアクション性が加わりました。
そうした理由から本サイトではこのゲームのジャンルを「アクションRPG」として扱い、紹介や感想を書かせていただきます。
出典:FANZA GAMES
ワーズワースのゲーム概要
この世界には地上に住む光の一族と地下に住む闇の一族が存在し、互いにワーズワースの石板を守護神として平和が維持されていた。
だがある時何者かの手によって石板が砕かれ破片が闇の一部の住むダンジョンにばら撒かれる。
原因がどちらにあるか真相がつかめぬままそれが発端となり両一族の間では熾烈な戦いが始まることとなる。
それから100年以上が経過したが、闇の一族の王子であるアストラルは大王である父のウォトシーカから過保護に育てられていた。
しかしそれを不甲斐なく感じ強い者を好む婚約者のシャロンには見放されていくことになる。
アストラルは強くなって彼女に認めてもらうため光の一族に侵攻されたダンジョンに戦いへと赴くこととなる。
ワーズワースは3Dダンジョンを探索していくことでストーリーが展開されます。
移動できる方向は前進、左右45度ずつの方向転換、正面を向いての左右横移動、真後ろ移動となり、基本はマウスだけで操作が可能ですがキーボードのカーソルキーやテンキーによる操作にも対応しています。
左右への方向転換が90度ではなく45度ずつというのが他の3Dダンジョンゲームと操作感覚がやや異なります。
ゲーム全体が3Dダンジョンの移動といってもオートマッピング機能が搭載されているので苦手な方も安心です。
マップ上には踏破ルートだけでなく、扉、お店、階段、イベントの位置なども表示されます。
さらに指定場所へのオート移動、アイテムによる同階層内のワープなどもできるので非常に探索は快適です。(いずれも一部条件あり)
ダンジョン内では侵入してきた光の一族や魔物と対峙することでそのまま戦闘へと移行します。
オリジナルでは従来のRPG同様、「戦う」「逃げる」などを選択する従来のコマンド式でしたが、リメイク版では3Dで描かれた敵に対しリアルタイムによるアクションバトルへと変化しました。
敵に対し間合いやタイミングを見計らってクリックすることで武器による攻撃を繰り返して撃退します。
場合によっては正面だけでなく左右や背後から別の敵から攻撃を受けることもあり、ピンチになったら慌てずメニューを開いて薬草などを使って回復していきます。
なお、装備は基本的に片手剣、防具、盾になりますが、両手剣を装備すればより強力な攻撃が、弓矢を装備すると遠距離での攻撃が可能となりますがいずれも盾の装備がはずれるというデメリットがあります。
装備はいつでも変更が可能なので敵のタイプに合わせた武器を持ち替えて冒険を進めることができます。
ダンジョン内は敵でなくシャロンをはじめとする同じ闇の一族のキャラクターと接触し、会話することでストーリーが進行していきます。
稀にエッチなイベントに遭遇することも…。
発生条件委には他のイベントの消化も含まれるのでタイミングを逃さないように隅々まで探索したり状況が変わったらマップ内をチェックすることをおすすめします。
このように光の一族との激闘を繰り返し、トラップをかわし、謎を解きながらダンジョンの上の階へ上の階へと目指して進んでいきます。
やがて主人公を取り巻く状況がガラリと変わり第2部が開始!
新キャラ、さらなる強敵が待ち構え新たな物語が展開されます。
ワーズワースの詳細情報
ゲーム名 | WORDS WORTH(わーずわーす) |
ブランド名 | エルフ(2022年現在はFANZA GAMES) |
発売日 | 1993年7月22日(PC98版) 1999年3月25日(リメイク版) |
ジャンル | 3DダンジョンRPG(18禁) |
対応OS | Windows7/8.1/10(リメイクダウンロード版) |
販売価格 | 4,180円(リメイクダウンロード版) |
ワーズワースをプレイした感想
ワーズワースについては、
なぜこんな面白いゲームを今までプレイしなかったんだろう
というのが率直な感想です。
現在は活動を終了しているエルフが活躍してた1990年代PC98現役バリバリの当時、同ブランドの「同級生」や「DE・JA」「ドラゴンナイト4」など数多くプレイしてきた私ですが、このワーズワースの購入は避けていました。
まだ若くお金がなかった自分には1本1本が高額なパソコンゲームなんて身の丈に合わない趣味であり、信頼しているエルフのゲームとはいえ、3Dダンジョンのゲームは攻略本なくクリアできる自信がなく躊躇してたのは否定しません。
さらにパソコン雑誌で見たキャラデザのクセが強く、馬の形をした戦士が女の子を襲ってる写真がかなり衝撃的だったのもあります。
しかし長い年月が過ぎ、働くようになってそれなりに収入を得ることで当時の古いゲームを遊んでみたくなり、いくつかはWindows対応でリメイクされてると知り改めてこのゲームを購入してプレイしてみたところ冒頭の言葉がでてきたわけです。
コマンドバトルだったオリジナル版と異なりアクション要素が加わった戦闘に関してはおそらく賛否両論かと思いますが、「RPGの戦闘がかったるい」と感じる方には1体あたりほぼ10秒以内に終わるリメイク版の戦闘は好まれるかと思います。
ただ、敵を選択してクリックするだけなのでわりと単調な気もします。
基本的に最初はどの敵も強いですが一つレベルが上がるだけで格段に楽になるのはこのゲームの長所の一つですが、ウッカリ周りを囲まれたりすると集中攻撃を浴びてピンチに陥ることもあるのでそれなりに緊張感を残せるのも評価できるところです。
回復アイテムやワープアイテムは簡単に購入できるのですがセーブできる場所は限られているので、一定の段階で戻ってセーブしてワープアイテムを使って冒険場所まで戻ることは何度も何度もすることになるので少々面倒に感じるところはあります。
ダンジョン探索といえば同じエルフのドラゴンナイトの1作目や2作目に近い印象で敵と戦いながらイベントをこなして別の階層を目指して進行するスタイルです。
ただ、戦闘も探索も非常に快適でイベントを発見するのも楽しいのでドンドン先に進みたくなるテンポの良さです。
(一部でターンテーブルや強制ワープなど厄介なトラップもありますが。)
そして前述したとおりゲームが進めばストーリーは後半にあたる第2部へと進み。それまでとは全く違った世界が主人公の目の前に広がります。
婚約者のシャロンは何処に…?
ワーズワースはリメイク版となりアクションが加わっただけでなくキャラクターがより魅力的にデザインをー新しています。
シャロンやミューなどメイン所だけでなくサブにも可愛いキャラクターが数多く登場するのでストーリーのボリュームだけでなくエッチイベントも非常に豊富です。
実際にプレイして物語の核心に迫ってください。
ワーズワースをプレイするには
ワーズワースは他のエルフのゲームと同様にパッケージ版は古く、現行のWindowsOSでは非対応となり動作は不明です。
その為、本サイトではWindows7/8.1/10に対応したダウンロード版をおすすめいたします。
なお、シャロンやミューなどワーズワースの一部のヒロインは同ブランドのエルフオールスターズ脱衣雀にも登場します。
エルフのキャラクター達と脱衣麻雀が楽しめるこのゲームに興味がある方は下記リンク先からご覧ください。
elf(エルフ)は、1980年代末期から90年代にかけ主にパソコンのPC9801シリーズなどで活躍しアリスソフトともにアダルトゲーム市場を最前線で牽引してきたブランドです。 「同級生シリーズ」や「ドラゴンナイトシリーズ」など数々の[…]