三國志曹操伝(さんごくしそうそうでん)は1998年にコーエー(現:コーエーテクモゲームス)から発売された英傑伝シリーズ・第5作目のシミュレーションRPGです。
このゲームは個人的にシミュレーションゲームとしてトップクラスに面白かったのですがリメイクはされていません。
その後はネクソンからスマートフォンアプリ「三國志曹操伝 ONLINE(オンライン)」のサービスが稼働していましたが2020年6月に終了しています。
三國志曹操伝のゲーム概要
このゲームは中国の三国時代の英雄の一人である曹操を中心に物語を描き配下の許褚や司馬懿など魏の武将とともに乱世に挑みます。
戦場マップて展開されるシミュレーションは少し高めの難易度で、会話シーンでの選択肢によって大きくルートが分岐しますのでゲームのボリュームは非常にあります。
なおいずれのルートも史実や演技などをアレンジしたIFルートとして描かれ、一方は衝撃的な展開が待ち構えています。
戦闘は性能の違うユニットを操作し、定められた条件のクリアを目指すことになります。
基本的に歩兵系は弓系兵に強く、弓兵系は騎兵系に強く、騎兵系は歩兵系に強いというじゃんけんのような三竦みの関係性があります。
ゲームが進めば賊兵系、策士系、風水士系など様々な性能のユニットが登場してきます。
他にも実際の物語で実現された武将同士の一騎打ちイベントなどもあり、組み合わせを探すのも一つの楽しみ方です。
三國志曹操伝の詳細情報
ゲーム名 | 三國志曹操伝(さんごくしそうそうでん) |
ブランド名 | コーエー(現:コーエーテクモゲームス) |
発売日 | 通常版/1998年12月11日・廉価版/2002年11月8日 |
ジャンル | シミュレーションRPG |
対応OS | windows95/98(廉価版はMe/XPにも対応) |
販売価格 | 通常版 /9,800円・廉価版/1,980円(いずれも税抜) |
三國志曹操伝をプレイした感想
三國志曹操伝は三國志の世界、曹操が好きなら是非遊んでみることをおすすめします。
戦闘は序盤からほどよい難易度で徐々に難しくなっていき、ユニットの数や種類が増えてくる終盤はかなりの歯ごたえを感じさせてくれます。
ただこのゲームはいつでもセーブができるので、ターンの行動前に一度保存をしておけばその後仮に選択した行動が失敗したとわかってロードして何度でもやり直すことができるので根気があれば普通にクリアは可能です。
ストーリーは主に青ルートと赤ルートに別れるので最低でも二回周楽しめボリュームです。
ただルート確定に関しては、それまでの選択肢がほとんど影響するので別のストーリーを楽しみたい場合は最初からやり直して行動を赤なり青に寄せて選択していく必要があります。
三國志をご存じの方なら曹操軍は有能な武将や兵士数が多く、他国を圧倒的な数で制圧する印象がありますが実際のゲームはなぜか頭数も少なく常に難易度が高めの戦闘が繰り返されます。
ただ、戦闘がとにかく面白くて効率よく倒す為に上手にユニットを動かしたり策略を駆使して形成を逆転していくなど戦略的要素がたかく、時間を忘れるほど夢中になってしまいます。
私は長年、数多くのゲームをプレイしましたがこの三國志曹操伝はかなりお気に入りのゲームで一定の期間ごとに何度でも繰り返し遊びたくなってしまいます!
三國志曹操伝をプレイするには
三國志曹操伝は通常版と廉価版の2種類があり、いずれも発売から長い年月が経っているため入手が非常に困難でリメイク作品も存在しません。
ほとんどの販売店や通販サイトで在庫切れや取り扱いがなくなってる中、一部ネットショップでは稀に在庫が残っていることがあります。
ただ通常版も廉価版も価格が定価よりも大幅に高くなってます。
廉価版は対応OSがwindowsの95、98に加えてMeとXPにも対応しているのでいくらか新しいOSで遊べる可能性がありますが、基本的に対応OS以外は動作の保証がされていません。
さらに今後品切れになる可能性を考えると入手できるタイミングは限られていると思われます。
そのあたりを考慮してご購入を検討してみてください。
なお私の所持している通常版はWindowsXPのPCでも普通に動作してくれます。
(※環境にもよりますが参考までに。)
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なお今ならWindowsXPのパソコンも1万円以下で買える機種もありますので、少し余裕がある方は三國志曹操伝をはじめとする古いWindowsゲームを遊ぶためだけに検討してみてはいかがでしょうか。
三國志曹操伝はそこまでしてプレイするだけの価値があるほど面白いゲームだと思います。