【じっくり愛を育む恋愛アドベンチャー第2弾】下級生2の紹介と感想

エルフの大ヒット恋愛アドベンチャーゲーム「同級生」シリーズの妹的作品の「下級生」。

その2作目である「下級生2」は前作から8年の時を経た2004年8月にWindows対応として発売されました。

(C)エルフ
出典：FANZA GAMES（旧：DMM GAMES.R18）

下級生2のゲーム概要

このゲームでプレイヤーは頼津町にある頼津学園3年生の織屋 浪馬（おりや ろうま：名前の変更可能）となり、街中や学園の好きな場所に移動するだけです。

ただ、目的地に到着したりイベントが発生するとゲーム内の時間が経過していきます。

プレイ期間は前作同様に一年間。

様々な場所に移動してヒロイン達と出会い親交を深め、個別のイベントを進め最後に告白して結ばれればハッピーエンドを迎えることができる恋愛アドベンチャーゲームとなります。

学校は多くの生徒や先生がいる出会いの宝庫。

その分、校舎は4階建てで各教室に入ったり階段の昇降だけでも時間が経過するので注意が必要です。

ちなみに町内や学校は簡易マップを表示して指定することで目的地への高速移動も可能です。（ゲーム内の時間経過は同じです。）

下級生2に登場するヒロインは幼馴染のたまきを筆頭に全部で9人です。

前作や同級生シリーズに比べると10人以下と随分少なくなった印象ですが、一人一人の個性や設定はよく作り込まれています。

とにかくこのゲームは女の子と会って会話をしなければ何も進みません。

女の子は基本的に頼津学園の学生なら学校によく出現するなど、ある程度の時間や場所に沿った行動パターンが決まってます。

キャラによっては同じ場所に何度も出現することも。

曜日や時間などで変化する場合もあるので自分なりにキャラごとのパターンの検討をつけていく必要があります。

そして最初のうちはそっけない態度を取られても何度かしゃべって親しくなるにつれて電話番号を教えてもらったりデートを申し込むことができるようになります。

女の子とデートの約束をして後日定められた日時の場所に行けばデートができます。

女の子ごとに時間、場所によってはイベントが発生し「愛の思い出（CG）」を取得することができます。

さらに季節限定のイベントやコンプリートに必須な重要イベントも存在します。

なお、執行部副会長の七瀬は正義感が強くややお堅いツンデレタイプですが、メインのたまきをも食うほどの今作人気ナンバーワンキャラでした。

エッチシーンは１人一シーンだけでなく、それぞれ複数あります。

ただ各女の子は主人公に対しての好感度が設定され、結末に大きく影響します。

正しい選択を選ぶだけでなくデートやエッチを何度かすることで上昇することもあるのでそうしたアフターフォローも含めてすべてはプレイヤーの行動次第となります。

見事、恋愛が成就すれば、各ヒロイン専用のエンディングを鑑賞することができます！

下級生2の詳細情報

下級生2をプレイした感想

下級生が2作目となり、まず驚いたのが前作のPC98からプラットフォームをWindowsに移したことによってアニメーションムービーによる主題歌が追加されたことです！
（昨今のゲームでは決して珍しくですが。）

ゲームを起動すると「18」か「恋の歌」のいずれかがランダムで再生されます。

びびびび！びびびび！
やんやややややや～ん！

など、ちょっとユニークで80年代ポップスのテイストとメロディーで作り上げられた名曲です。

ゲーム内容に関してはヒロインの数が9人と従来のシリーズから減ったのは少々残念に感じるところはあるかと思います。

ただ前作は13人もいたのにプレイヤーに告白の選択権がなかった為、同時攻略で進めると誰と結ばれるかわからないという問題がありました。

それが不評だったか今回は撤廃されてるので同時攻略がいくらか進めやすくなっているのは良くなったところだと思います。

そして今作は七瀬が圧倒的に人気がありました。

今では珍しくない真面目なツンデレキャラですが、ギャップの可愛らしさはもちろんですがある女の子の設定が一部で非常に不評だったのもサブヒロインである七瀬を後押しする形になったかもしれません。（ゲームなので私は気にしなかったですが。。）

色々なタイプの可愛い女の子とイベントが楽しめる反面、不満点は前作の「下級生」と同様です。

ゲーム内でエンディングに最も影響する重要な要素である好感度に結びつく「愛の思い出」。

取得条件は「どの女の子」と「いつ」「どの場所」でデートするかによってイベントが発生して取得できるかはある程度のヒントがあっても大変で、自力では偶然に頼っても厳しいほど条件が限られています。
季節限定までもありますし。

さらに取り返しのつかない要素もあり、例えば特定の愛の思い出を見ないとその女の子とは以降のイベントが進まない場合もあります。

結局、同時攻略が可能になったといってもイベント逃しをしないように複数の女の子との同時攻略を進めるのはスケジュール管理的にもかなり大変なので3人くらいに絞って3周くらいを目途にした方がいいかと思います。

「下級生」の感想でも書きましたが、「同級生」シリーズよりも面倒、複雑になりすぎています。

シンプルに短期間で色々な女の子との恋愛アドベンチャーの面白さ、甘酸っぱさを感じたいのであれば先に「同級生シリーズ」のプレイをおすすめします。

長期的に楽しみたい、門井亜矢氏の描いたキャラで遊びたい方は「下級生」シリーズにチャレンジしてみてください。

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下級生2をプレイするには

「下級生2」はWindowsのパッケージ版は対応OSが古いので現行のPCで正常に動く可能性はありません。

そこで現在「下級生2」を遊ぶための一番おすすめの方法はWindows:7/8.1/10に対応しているダウンロード版での購入になります。

他にも前作の「下級生」やセットになった「下級生1＆2コンプリートパック」もあるのでご検討してみて下さい。

下級生 オリジナル復刻版
【Windows10対応】

下級生1＆2コンプリートパック
【Windows10対応】