なかなか見つからないセーブデータの保存場所
あなたはPCやインストールしたゲームのトラブルでデータ移行をされた経験はございますでしょうか?
ゲームで何十時間もかけた最強データなどは失ったらかなり凹むと思いますね。
私は以前にハードディスクが壊れて大変だったこともあり、
それ以降はゲームの保存データはもちろん、様々なデータはバックアップを取ることにしました。
ただPCゲームのセーブデータの保存場所てなかなか見つかりませんよね?
共通した場所ならともかく、最近はメーカーによっても場所は様々です。
ゲームによってはインスト―ル時に場所を選択するものもありますが、数年前に選択した場所を忘れてる場合があります。
そこで今回はWindows10にインストールしたゲームの考えられる保存場所をいくつかご紹介させていただきます。
※環境、ゲームによってはセーブデータの場所が異なる例外もございます。
セーブデータを探す上での注意点
セーブデータの保存先をご紹介する前に先にここの注意点を読んでください。
要点がわからないと無駄な時間を使うことになります。
※すべてご使用のパソコンがOSがWindwos10を前提としてます。
・基本はインストールしたゲーム名のフォルダ―の中にある
・セーブデータのフォルダー名は「save」や「savedata」とは限らない(保存したと思われるファイルの日時が判断基準)
・ゲームのフォルダーはメーカー名(ブランド名)のフォルダ―の中にある
・メーカー名のフォルダ―を作らずゲーム名のみの場合もある(エルフのゲームなど)
・メーカー名はアルファベット、カタカナ、漢字など書き方が様々なので
ソート順によっては下の方にスクロールすると見つかる場合がある
・ゲームによってはゲームプログラムのデータのあるフォルダーとは別の場所にセーブデータのフォルダーが存在する
・一定の時期(XP時代辺り)より新しいゲームのセーブデータは基本的にゲームフォルダ―の中にはない
・ゲームによってはセーブフォルダ―以外に必要なデータの存在もある
・同じパソコンにゲームを再インストールしたい方は、可能であれば最初にテストとして別のパソコンにインストールしてデータの移行が成功したのを確認してみる
考えられるセーブデータのあるゲームフォルダーの保存場所をご紹介
それではここからセーブデータのあるゲーム名(ブランド名)のフォルダ―の場所をいくつかをご紹介させていただきます。
そこで見つからなければ他の保存場所を探してみてください。
【保存場所:1】
Cドライブ直下
【保存場所:2】
Cドライブ→Program Files
【保存場所:3】
Cドライブ→Program Files(x86)
これらの中にセーブデータがなければセーブデータだけ別の場所にある可能性がございます。
【保存場所:4】
エクスプローラー→ドキュメント(マイドキュメント)
例として一部のアリスソフトのゲームは保存場所にドキュメントを指定できます。
※DMM GAMESでダウンロードしてDMM PLAYERを使用する一部のゲームはこちらです。
【保存場所:5】
Cドライブ→ユーザー→(あなたのPCに登録した名前)直下
※ドキュメントになかったDMM GAMESでダウンロードしてDMM PLAYERを使用する一部のゲームはこちらです。
【保存場所:6】
Cドライブ→ユーザー→(あなたのPCに登録した名前)→保存したゲーム
※ドキュメントや直下になかったDMM GAMESでダウンロードしてDMM PLAYERを使用する一部のゲームはこちらです。
続いて、以降の保存場所の「AppData」ファルダは設定によっては表示されません。
表示させるにはまず「エクスプローラー」→「表示」メニューの「オプション」を選択します。
次に「フォルダ―オプション」の「表示」タブの中の「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」のチェックを入れ「適用」→「OK」で隠しフォルダーが表示されます。
この操作が完了することで「AppData」が表示されるようになります。
【保存場所:7】
Cドライブ→ユーザー→(あなたのPCに登録した名前)→AppData→Local
おもにエウシュリーのゲームはこちらです。
【保存場所:8】
Cドライブ→ユーザー→(あなたのPCに登録した名前)→AppData→Roaming
主にアリスソフトのゲームでこちらに指定してる場合もあります。
【保存場所:9】
Cドライブ→ユーザー→(あなたのPCに登録した名前のフォルダー)→AppData→Local→VirtualStore
「VirtualSotre」のフォルダ―の中には通常のとは別に「Program Files」や「Program Files(x86)」があり、その中にセーブデータが格納されてる場合もあります。
「VirtualSotre」は、WindwsVista未対応の古いアプリケーション(ゲーム)において互換性を維持する為に従来のWindowsシステムファルダ―に設定やセーブデータを上書きせず、新たな仮想領域に作成して自動で保存されるものです。
ただ必ずXP以前のアプリケーションのデータのすべてが「VirtualSotre」に入るわけでもなく何が勝手にここに入るのか分からないのが非常に厄介なところです。
私はあるゲームのセーブデータの場所だけどうしてもわからず、直前にセーブした日時をもとにCドライブ内の検索をしてこのフォルダ―から見つけることができました。
ドライブ内検索も試す価値あり
どうしても保存場所がわからない場合は該当するゲームを一度起動して再度セーブを実行し、その時間を覚えておけばドライブ内検索で同じ更新時間のセーブファイルが見つかると思うので試してみてください。
簡単に手順を説明いたしますと、Cドライブの検索機能で最初に適当な文字で検索をかけ、上のメニューに「検索」が表示されたら文字を消去して空白にし、「更新日」をさきほどセーブした「今日」で検索すれば同じ更新時間で表示されたファイルがピンポイントで該当データとわかるのでそのファイルの場所を確認するだけです。
(※更新日時を見るのはセーブファイルの方であり、セーブフォルダ―は違います。)
いかがでしたでしょうか。
ほとんどのセーブデータはこれらか確認すれば見つかると思いますが例外の可能性もありますのでご了承ください。
ただなぜセーブデータの保存場所をゲームフォルダーの中にいれなくなったのか、
理由としてはOSの仕様変更に伴い個人に関するデータを隠しフォルダーに入れることが推奨されたそうです。
でも探す方としては手間がかかりますよね…。
なるべくならドキュメントなど見つけやすい場所に統一してほしいものです(苦笑)。