神のラプソディはエウシュリー第16弾となるシミュレーションRPGです。
※正式名称は「神のラプソディ」になりますが、本ページでは一部、「神」を「神」と表記しています。
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出典:FANZA GAMES(旧:DMM GAMES.R18)
神のラプソディのゲーム概要
クヴァルナ大平原の南東部を管理する神に近き者「神の戒土(かみのかいど)」は絶大な力と知識を継承する者の育成を宣言し、聖地『終の御祠(ついのごし)』を開放しました。
候補者たちは開放された地域の探索や試練に挑戦して能力を高めていくことで神の戒土の後継者を目指すことになります。
たった一つの後継者の座をめぐって人間族の研究家であるエルド(エルバラード)は多種族も含めたライバル達と熾烈な争いを繰り広げることになります。
神のラプソディのメインヒロインは二人です。
ラヴィリエ(左)はエルドの幼馴染。母にあこがれ強い決心で試練に挑むことになります。
ミストリア(右)は幼いころに魔物に襲われて家族と記憶を失っていますが実力は候補者の中でも上位にあたります。
神のラプソディはストーリーに大きな分岐はありませんが、ゲームの進行の仕方次第でヒロインは途中でラヴィリエまたはミスとリアのどちらかに確定されます。
物語の拠点となるのがこの「終の御祠」です。
ここではメインストーリーのイベント他、時には他のキャラとの親睦を深める交流イベントも発生します。
またキャラクターの成長やスキルの装備も実行できます。(以降に記載)
そして外に出るとクヴァルナ大平原のマップに切り替わり、森、街道、川など冒険する場所を選ぶことができます。
選択した場所はさらに数カ所に細かいエリアの中から選ぶことができ、ストーリー進行の他にも各エリアにはサブミッションの条件が表示されます。
条件を達成してそのエリアをクリアすることで宝物が出現します。
各エリアの戦場マップではヘクス型のマスを採用したシミュレーションバトルになります。
敵、味方、すべてのマップ上のキャラの行動が終了すると次のターンになります。
なお味方はコストと出撃枠の空きなど条件が整ってればいつでも増員が可能です。
基本は移動して敵を攻撃になりますが、クリア条件は敵の全滅だけではなくエリアごとに異なります。
移動して敵への射程距離内に近づくとダメージ予想値が表示され攻撃が可能となり、ミストリアなど弓矢を使えるキャラは遠距離からの攻撃もできます。
移動や攻撃は地形効果や高低差なども影響するので注意が必要です。
初見ではなかなか突入前に表示されたミッションを全て達成することはできないと思いますので、とりあえずストーリーに関する目的だけ達成して後に強くなってからチャレンジすることもできます。
そしてエリアをクリアして神の御祠に戻り、イベントを進めたり合間に味方キャラを育てることができます。
「継授の符」では、取得した4色の符をくぼみにはめることにより、攻撃、魔法、命中、回避を上げることができ、縦、横、斜めのいずれかを5つ並べてはめることでラインボーナスとしてスキルを得たりレベルを上げることができます。
「継授の符」はストーリーを進めて行くと何冊か手に入り、中のくぼみの配置などは異なってきます。
「武器強化」では獲得した強化ポイントをHP、攻撃、魔法のいずれかに振り分けることができます。
武器による攻撃か魔法で攻撃するかはキャラによってある程度定めておいた方が扱いやすいキャラになります。
「神玉装備」は神のラプソディの戦闘を円滑に進めて楽しむ為の重要な設定です。
得られた神玉を各キャラのコスト内でスキルを1人最大8つまで装備することができます。
神玉には大きく「任意発動」「常時発動」「条件発動」と3種類の発動条件があり、効果は攻撃力を上げる、味方を援護する、特技を使う、回復魔法を使う、障害物を破壊するなど種類は300以上あります。
(※条件を指定してソートしたり、お気に入りの装備状態を保存することができます。)
あれもこれも必要なのはありますが、ある程度キャラごとに役割を持たせる方が面倒にならず戦場でも使いやすくなります。
そして神玉交換所では不要な神玉を複数消費することで強力な神玉と交換することもできます。
もちろん、エウシュリーのゲームだけあって美少女キャラは多数登場!
お楽しみのイベントも盛りだくさんです!
『神のラプソディ』OPデモムービー
神のラプソディの詳細情報
ゲーム名 | 神のラプソディ |
ブランド名 | エウシュリー |
発売日 | 2015年4月24日 |
ジャンル | 神格継承SRPG(18禁) |
対応OS | WindowsVista/7/8/8.1 |
販売価格 | 9,400円(税抜) |
神のラプソディをプレイした感想
神のラプソディは全体マップから目的地である戦場を選択し、指定された条件をクリアし、拠点である「神の御祠」でキャラクターを育成したり、スキルをカスタマイズし、イベントを進行させるのが大まかなゲームの流れになります。
ただ主人公であるエルドは深夜アニメの主人公のようなキャラ設定、扱いからネット上では一部「さすエル」と揶揄されたりしてました。
それにサブミッションでは木をひたすら切りまくったり石を破壊しまくるだけの作業的なミッションなどもある為、これら二つが最も大きな要因となり
エウシュリーのゲームの中ではユーザーから不満が多い作品とされています。
もちろん、それらの声は決して嘘ではなく間違ったことではありません。
ただ、私は「神のラプソディ」というゲームそのものは本当に面白いと思っています。
神玉装備によるカスタマイズが本当によくできていて、限られた装備枠にどういった組み合わせのスキルを装備するかで色々とキャラの使いどころが変わってきます。
これが本当にいい意味で時間をかけてまでじっくり頭を悩ませたくなるところです。
仮に敵が強くて進めない時も、一度考え直して神玉の組み合わせや出撃メンバーを変えることであっさりクリアできたりします。
というのも、このゲームは敵をひたすら倒しまくったところでレベルは上がらないので、エルドをはじめとする仲間を強くするためには必然的に神玉装備で自分にあった強い組み合わせを見つけるしかないのです。
そういうところもこのゲームのオリジナリティの高さであり評価できるポイントと思ってます。
ただレベル上げ作業して強くなってクリアできたらそこら辺のゲームと変わりません。
この時代(2015年)のエウシュリーのゲームにしてはストーリーの分岐がなく、ラヴィリエとミストリアの2種類しかキャラクターのルートがないのは確かに残念かもしれません。
それでも、やはりエウシュリーのゲームだけあって、クリア後の二週目以降では、クローンとして一周目の仲間を最初から使えたり、各要素を引き継いで一周目ではクリアできなかったマップに挑んだり、周回専用イベントも用意されています。
さらにもっと深くやりこみたいならアペンドディスクもあります。
主人公のキャラ設定はまぁ仕方ないとして、やりたくない作業イベントも無理にやることはありません。
純粋に、キャラ育成とシミュレーションバトルを楽しむゲームとして非常におすすめできます!
神のラプソディをプレイするには
神のラプソディのパッケージ版は、amazonで通常版の他にも発売当時の予約特典アペンドディスク付きセットも販売されています。タイミングがあえば手に入る可能性もあります。
ダウンロード版はWindows10での動作確認もされ購入してすぐに遊ぶことが可能です。
お好みのメディアでご検討してみてください。
なおamazonでは現在、アペンドディスクが単品でも購入が可能です!
※こちらを遊ぶには「神のラプソディ」本体が必要になりますのでご注意してください。