【7人のメインヒロイン】ランス9-ヘルマン革命-の紹介と感想【win10対応版あり】

RacneⅨ（ランス9）-ヘルマン革命-は、2014年の4月にアリスソフトから発売されたランスシリーズ第9作目のタクティカルRPGです。

今作は強大な軍事大国・ヘルマン帝国の皇子パットンから帝国の内乱を鎮めるためにランスが協力をすることになります。

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RanceⅨ-ヘルマン革命-（ランス9）のゲーム概要

ランス9ではルシアン（シーラ）、かなみ、志津香、チルディ、戦姫、ピグ、ミラクルの7人のメインヒロインを設けています。

戦闘などで取得した猿玉を「ランスモード」で好きなヒロインに使用することでイベントが進行し、Hシーンなどが鑑賞でき、より親密になれば最終章で各ヒロインの専用のストーリーが開放されます。

基本はイベントを選択してストーリーが進行していき、イベントの中にはメインストーリーだけでなくサブキャラのイベントなどもあります。

キャラクターは戦闘で得られた熟練ポイントを使用し、強化したい能力に割り振ることで成長します。

ランス9の戦闘は均等にターンが回ってくるわけではないので素早さを優先的に上げたいところです。
攻撃がどんなに強くても素早さが低いキャラは出番がこないので出番が少なくなります。

そして今作でわりと重要なのが「ねばり」の数字で、この数字が高いと仮に敵の攻撃を受けてHPが0になっても稀にふんばって復活してくれます。

戦闘はタクティカル形式でキャラクター移動させ攻撃やスキルを実行します。

キャラクターごとに戦士系や魔法使い系と別れ、攻撃範囲も異なります。
パットンのようにHPが高くて頑丈なキャラは「挑発」を実行して敵の目を自分にひきつけるなど特徴を活かした戦闘ができます。

なお、一部のキャラクターは広範囲の攻撃が可能な必殺技を使うことができるので、敵の配置が固まってる時に放てば一気に複数の敵を攻撃することができます。

通常のストーリーの戦闘以外でも、キャラクターのレベルアップやスキルのポイントは「自由戦闘」を選ぶことで自分の好きなときに貯めることができます。

砦の戦いは連戦になるので、メンバーの割り振りも考えなければなりません。
一戦目はとにかく敵がウジャウジャ出てきて生き残るのも難しいので、レベルを上げたいキャラクターは二戦目に配置する方が効果的です。

物語が進むと空飛ぶ要塞、「浮要塞」が手に入り、特定の戦闘ではこの浮要塞が戦闘の支援をしてくれます。

この浮要塞も機能を強化させることができ、限られたスペースに上げたい機能を埋め込むことで戦闘を有利に進めることができるようになります。

「ランス９ ヘルマン革命」ゲーム紹介ムービー

RanceⅨ-ヘルマン革命-（ランス9）の詳細情報

RanceⅨ-ヘルマン革命-（ランス9）をプレイした感想

ランスシリーズは毎回、キャラクターの面白い会話の掛け合いと練られたストーリーで夢中になれます。

さらにシリーズごとに独自の新しい試みが何かしらあり、同じシリーズでもマンネリ化はせず異なったゲーム性を楽しめるのが素晴らしいです。

今回の特徴の一つはヒロインを7人に厳選したところです。
かといって他のキャラクターやHシーンが減ったわけではありません。
（尤も前作のランス・クエストほどの人数はいないですが…。）

それぞれのヒロインに焦点を充て、イベントを進めれば最終章で専用のストーリーが選択でき、専用のラスボス、専用のエンドも用意されているこだわりようです。

無理して全員をコンプリートする必要もありませんが、やり込み要素として楽しめます。

戦闘についてはほどよい難易度でタクティカルバトルが展開されます。

ただ、今作はキャラクターの成長には「ねばり」という値を設けたことで倒れにくいキャラを作れますが、この「ねばり」の効果を期待してか、ストーリー上の一部でねばらないと勝てないという運頼みの戦闘に関しては難易度が跳ね上がりました。
ここだけはちょっと不満に感じたところです。

全体的にはイベントを選択していくだけのシステム周りの快適さ、ひきつけられストーリー、魅力的なヒロインとのイベントにより数々の異なる展開、キャラの成長の面白さや特徴を活かした戦略ができる戦闘シーンなど安定したランスシリーズのクオリティを維持してます。

ヒロインの人選として既存キャラと新キャラのバランス考慮した7人だと思いますが、シーラ以外の新キャラの2人は個人的にどうも好みではなかったのだけが残念です（苦笑）。

RanceⅨ-ヘルマン革命-（ランス9）をプレイするには

ランス9のパッケージ版の対応OSはWindows8までとなります。

ダウンロード版はWindows10に対応しているので、現行のOSでより安定した動作を求める方はこちらをおすすめします。