珊海王の円環(さんかいおうのゆびわ)は2016年4月にエウシュリーから発売されました。
こちらは大海原を舞台とした戦略級シミュレーションゲームとなりプレイヤーは6人の主人公から選択できます。
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出典:FANZA GAMES(旧:DMM GAMES.R18)
珊海王の円環のゲーム概要
ゲームは最初に、初期配置、資源、部隊ユニットのタイプ、エロ度と難易度の異なる6人の主人公から一人を選択して開始します。
主人公は魔術師ソーニャ、魔人ラファエラ、天使アニエスなど種族や性格が様々です。
メインマップはプレイヤーが選択した主人公以外の5人は全て敵で各地に散らばっています。
すべてのライバルを撃破し、6つの円環を集めるのが目的です。
各主人公は船で航路を進み、軍を上陸させて地域を制圧していくことで資源などの収入を増やすことができます。
基本は各地の資源を集め、船を改造し、兵を雇って編成し自軍を強化していきます。
そして戦闘を繰り返してライバルの支配力を0にすることで相手の所持する円環(ゆびわ)を奪い、屈服させることになります。
支配力は各勢力のHPに近い概念です。
敵は5勢力もありますので、序盤は1勢力だけ集中するのもなかなか難しく、ターゲットとしているキャラ以外から妨害されたり自国領土への侵略など幅広く視野を広げて注意する必要があります。
自軍は一軍6部隊までで、最大十軍まで編成が可能です。
はじめは部隊の少ない軍をいくつも増やすよりも「一軍6部隊」を確実に作っていく方が戦闘には勝ちやすくゲーム展開が楽になります。
また1部隊の人数はユニットの種類によって定められ
1人より3人が強く、3人より9人が強く、9人より1人が強いという謎の3すくみとなっていてさらにレベルや相性も関係してきます。
基本9人は弱い種族が多く1人は指揮官系が設定されており、このゲームの戦闘では1人に対しては3人までの攻撃しか反映されないとうルールがあります。
例として1人(指揮官系)対9人部隊の場合は実質1対3となり1人の方が基本的に強いですが、
1人あたりが強い9人部隊より3人部隊を相手にした場合は苦戦してしまうこととなります。
陸地や海上で敵の部隊と接触すると戦闘開始となります。
戦闘ではオートで進み細かい操作はマウスで簡単に指示できますが
人数や属性に対しての相性を考えて誘導するのは慣れない序盤では余裕がないかもしれません。
ただ主人公は円環の力で魔法を放つことができ、タイミングよく発動することで一気に形成を逆転させることも可能です。
敵軍を全滅させれば勝利となります。
なお主人公の所持する船とライバルの船が接触した時には砲撃戦が開始されます。
砲撃戦では自軍の砲台を攻撃することで「砲撃準備」が完了し相手の船に向かって砲撃を放つことができます。
ただ準備中に敵が妨害してくると中断されやり直しになってしまいます。
もちろんこれは敵側にもいえることなので、自軍の部隊を攻撃担当や妨害担当、砲撃準備担当など上手に分散していく必要があり緊張感ある白熱した戦闘が楽しめます。
そして
砲撃を命中させることで相手の支配力に大ダメージを与える
ことができます。
何度も戦闘を重ね、敵側の勢力の支配力を0にすれば「円環争奪戦脱落者」の引導を渡すことができ、プレイヤーは処遇を決めることができます。
それによって配下となるキャラもいれば辱めを受けることになるキャラも…。
全てはあなたの采配に委ねられます。
このゲームのストーリーには主人公ごとに「ロウ」と「カオス」の2ルートがあり展開が異なってきます。
比較的悪行に近い選択肢を選ぶとカオス寄りになります。
主人公1人あたり2つのストーリーがプレイできるので計12のストーリーを楽しめることになります。
主人公によって性格が異なるので同じライバルに対しても対応がまるで異なり、回収できるエッチなCGやシーンも変化します。
そして、全てクリアすると…。
珊海王の円環OPデモムービー
珊海王の円環の詳細情報
ゲーム名 | 珊海王の指環(さんかいおうのゆびわ) |
ブランド名 | エウシュリー |
発売日 | 2016年4月28日 |
ジャンル | 戦略級SLG(18禁) |
対応OS | Windows7/8/10 |
販売価格 | 通常版 /9,400円(税抜) |
珊海王の円環をプレイした感想
主人公が6人もいて、異なるストーリー、異なる難易度になるので同じゲームでもいい意味で主人公ごとにゲームの印象がガラリと変わり、違うゲーム展開が楽しめるのが評価できるところです。
このゲームはわりと「早い者勝ち」のところもあり、まずは空いてる領土を次々と自軍の領地に加えていくことが最優先となります。
領土が増えるごとに収入も増えますので、早い段階で「一軍6部隊」を作っておけば序盤の戦闘では大体勝て展開が楽になってきます。
そしてターゲットのライバルを決めたら集中して攻めるのは基本ですが、
場合によってはライバル同士のつぶしあいで弱ってる方に自分がとどめをさすことで「漁夫の利」を得て一気に支配地を奪うことができるのも爽快です。(なかなかタイミングが合いずらいですが。)
個人的に砲撃戦が燃えました!
敵を足止めしつつ、わずかな隙をみて砲撃準備を終了し、敵側に砲撃を放つ、というのがプレイしていておもいのほか熱中しますし、戦況が悪くて大苦戦してても砲撃をぶちかませば大逆転もでき達成感があります!
このように「珊海王の円環」は随所で戦略を存分に楽しめるシミュレーションゲームとなっています。
それはライバルを蹴落とした後の采配にも見受けられます。
初回はライバルの立ち回りを把握したりゲームに慣れるまでそれなりの時間を要しますが、一度クリアしてこのゲームの自分なりのやり方を掴めば、2回目以降は別の主人公を選択しても随分上達してるのがわかります。
その為私はキャラごとに設定された難易度はさほど気になりませんでした。
12周はボリュームある反面、長すぎるかと思われがちですがやればやるほど上達しているので様々なストーリーやエッチなシーンを楽しみつつ気長にプレイしてください。
さらに周回プレイやアペンドディスクでは追加ストーリーなどもあるのでより遊びつくせます。
珊海王の円環をプレイするには
珊海王の円環のパッケージ版とダウンロード版がございます。
今すぐに遊びたい!という方はダウンロード版でご購入してください。
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珊海王の円環をすでに持ってるものの
予約特典の「薔薇の奏鳴楽団!! DISC」を逃した方、手に入れてない方に朗報です。
なんとamazonで稀にこのアペンドディスクが単体でも販売されている時があります。
非売品が販売されてるだけでもチャンスですので、在庫がある時はご検討してみてはいかがでしょうか。
このアペンドディスクを本体にインストールすることで追加ストーリーなどを楽しむことができます。
※単品では動作しません
ソーニャ、ボルハをピックアップした低価格版はこちらから
ダウンロード版では主人公のソーニャ、ボルハをピックアップした低価格版もございます。
遊べるストーリーはそれぞれに焦点をあてた「ソーニャ編」もしくは「ボルハ編」のみですが通常版と同じく他の主人公も登場します!
低価格で珊海王の円環を遊んでみたい方におすすめです。
※通常版のセーブデータはご利用できません